好きな曲紹介その4~~サカナクション『ボイル』~~
今回はサカナクションの『ボイル』を紹介したいと思います。
とはいっても MV などがあるわけではないのでもし興味がある人は探して聴いてみてください。
サカナクションの6枚目のアルバム「sakanaction」に収録されています。
ではこの歌の好きな歌詞を紹介します。
荒れてる心と 手を繋いで書き続ける
能率の次 論理 忘れた心で書く
終わらないと焦りが出る
広い沖の船の上で眠る僕の心 漂う霧みたいな不安を
黒い鉛筆かペンでノートに自由に書く
情景描写 嘘の意味や不安になりそうな夜の音
いきなり告げられる深い別れとか泣いてるだけの君
言葉で今繋げるから
よく締め切りに追われているイメージのサカナクションの歌の歌詞を書いている山口一郎さんの作詞している光景が浮かんでくるような歌詞になっていて、初めて聴いたときはこの歌詞がほぼ息継ぎなしで歌われて聴き終わったときに軽く放心状態になったのを覚えています。
時間的に深夜なのかな思いますが、自分も夜に数学とかして理解できないこととかが出てきて苦しいときにこの歌を思い出したり聴いたりしています。
ちなみに題名の「ボイル」は魚が餌を追いかける様子を表す釣り用語のようで、また曲の最後は
朝に書けて ライズしたんだ
今ライズしたんだ
意味が跳ねて ライズしたんだ
日々ライズしたんだ
日々が
という歌詞なのですが、「ライズ」というのも釣り用語で魚が水面の餌を捕食して跳ねる様子を表すそうです。
サカナクションだから魚関係の言葉をわざと使っていたりするのでしょうが違和感なくいい比喩になっていて好きだなと思います。
自分もライズできるように頑張りたいですね。
[参考文献]