ガランガラのブログ

数学や好きな音楽について書くことが多いです。

好きな曲紹介その3~~フジファブリック『赤黄色の金木犀』~~

今回はサカナクションではなく、フジファブリックで僕が好きな曲を紹介したいと思います。曲名は『赤黄色の金木犀』です。

MV が YouTube にあがっているので載せておきます。

www.youtube.com

 

まずこの曲のイントロが好きです。曲全体のテーマが「秋」というだけあって秋の夕方の帰り道とかによく聴いています。

少し好きな歌詞を紹介します。

赤黄色の金木犀の香りがして たまらなくなって

何故か無駄に胸が騒いでしまう帰り道

秋というと夏が終わって冬に向けての折り返しという季節で、気温も下がって日が落ちるのも早くなって、夏に比べると寂しい雰囲気もあるのかなと思います。一年の中での秋に対して抱く印象はひとそれぞれあると思いますが、そんな秋を金木犀の香りを通して感じて胸が騒いでいるのかなあと思います。

一方でそういった季節の変化は毎年毎年経験するもので、当然秋も毎年経験します。毎年同じ秋でも自分自身に心境の変化があったりすると、その年その年では秋に対しての見方は変わると思います。僕だと小学生ぐらいの時は秋になると給食で栗ご飯やさつまいもとかが出たり、そとで遊ぶときは地面にいっぱい枯れ葉が落ちていてそれを踏んでパリパリって音を鳴らすのが楽しかったりと、自分の中では秋を満喫していたと思います。だけど今は、まあ紅葉とかをみるときれいだなとかは思いますが、基本的には寒いなあって思うくらいで日々やることに変化が生じたりはしないし、昔に比べたら感受性が乏しくなってしまったのかなあと少し寂しくなったりすることがあります。

 

このサビは曲の中で2回出てくるのですが、自分的には1回目と2回目でのこのサビの歌詞の意味は違うのかなと思っています。秋というものを一年の中のひとつの季節としてみたときの心境と、いままで経験してきた秋をふまえて自分自身の成長や変化を考えたときの心境が「何故か無駄に」胸が騒ぐというように表現されているのかなあと思います。

 

今回はこれで終わります